黒のカーゴパンツ

ストリートファッションはカーゴパンツで1ランクUP!コーデ術を紹介

ストリートファッションが日本で人気になった90年代から、変わらないストリートの定番なのがカーゴパンツです。程よいボリュームがあるカーゴパンツは男らしいコーデを作れます。

今回はカーゴパンツの特徴や、カーゴパンツを取り入れたストリート系コーデを作るコツ、カーゴパンツがおすすめの人気ストリート系ブランドを紹介します。

カーゴパンツはストリートファッションの定番

カーゴパンツはストリート系コーデを作るのになくてはならない存在です。カーゴパンツについて解説します。

カーゴパンツは労働者用の作業パンツだった

今ではファッションアイテムとして知られるカーゴパンツですが、もともとはかーゴシップ(貨物船)の船員が履いていた作業パンツでした。重労働をしても破れないように分厚い生地で作られているのが特徴で、道具を持ち運べるようにひざの部分にポケットがついているのが特徴です。

この腰をかがめた時に手が届くひざ横のポケットと、フロントポケット、バックポケットで6つのポケットがついており、6ポケットパンツとも呼ばれています。

船員の作業服として広まったカーゴパンツですが、機能性が高いことが認められて第二次世界大戦からアメリカ軍のユニフォームにもなっています。ミリタリーパンツとして知られる「M-42パラトルーパーパンツ」は1942年に誕生し、その後はアメリカ以外の軍のユニフォームとしても採用されるようになりました。

ミリタリーマニアにも人気があり、ヴィンテージのなかには高い値がつくものもあります。基本の6ポケットはどの国でも同じですが、国ごとの軍でデザインが違うため、こちらもマニアの間で人気です。日本に何箇所かあるアメリカ軍基地の外では、レアなカーゴパンツが見つかることもあります。迷彩のカーゴパンツも多いです。

近年は素材やシルエットにも変化が

もともとカーゴパンツは分厚い丈夫な生地と、男らしさを感じさせるボリューミーなシルエットでした。ただファッションアイテムとして取り入れられるようになってからは、素材やシルエットにも変化が生まれています。

もともとチノパンのような素材が一般的でしたが、最近はウールやポリエステル、コーデュロイも使われています。またセンタープリーツが入ったカーゴパンツはドレスカーゴと呼ばれ、従来のカーゴパンツよりも落ち着いたコーデも作れるようになりました。

もともとはルーズでボリュームのあるシルエットだったカーゴパンツですが、最近はシルエットが細身のカーゴパンツが増えています。全体的に細身なものはもちろん、ジョガーパンツのように裾にゴムやリブがあるもの、足首に向かってだんだん細くなるテーパードシルエットも人気です。細身のシルエットなら、今人気のオーバーサイズトップスとも相性はばっちりです。

カーゴパンツでストリート系コーデを作るポイント

カーゴパンツでストリート系コーデを作る時に押さえておきたいポイントを紹介します。

オーバーサイズに合わせるなら細身のシルエットをチョイス

細身のシルエット

今ストリートファッションのトレンドは90年代に流行したオーバーサイズです。90年代はトップスもボトムスもオーバーサイズのものが人気でしたが、今はどちらかをコンパクトにするのがセオリー。

オーバーサイズのトップスにカーゴパンツを合わせるなら、必ず細身のものを選びましょう。全身のバランスが良くなるので、スタイルもよく見えます。

ルーズなカーゴパンツには着丈の短いトップスを

トップスとのバランス

細身のカーゴパンツが増えているとはいえ、従来のルーズなシルエットのカーゴパンツもあります。特に古着屋に行けば、アメリカから輸入したルーズなカーゴパンツが豊富です。

本来のカーゴパンツらしさを生かしたストリートファッションをするなら、トップスの着丈が短いものを選びましょう。そうすることでコーデのバランスがよくなります。

古着で売られているようなカーゴパンツは丈が長いことが多いですが、そんな時は裾をロールアップしてこなれ感を演出しましょう。アメカジ系のTシャツとも相性がいいです。

カラーはカーキ・ベージュ・黒が着回しやすい

カーキのカーゴパンツ

カーゴパンツといえばカーキやベージュをイメージする人も多いかもしれません。軍のユニフォームとして使われていたこともあり、この2色で展開されていることが多いです。カーキやベージュはモノトーンや有彩色も合わせやすいので、1本目のカーゴパンツならこれらのカラーを選んでおけば間違いありません。デニムとも相性がいいです。

またカーゴパンツ感が強すぎないカーゴパンツを選びたいなら、黒のカーゴパンツがおすすめ。黒はどんなカラーとも相性がいいですし、スタイルをよく見せる効果があります。特に細身のカーゴパンツなら黒が好印象です。

カーゴパンツにテーラードジャケットを合わせると大人コーデに

カーゴパンツはカジュアル感の強いストリート系コーデが作りやすいですが、テーラードジャケットを合わせるだけで一気に大人っぽさがプラスされます。テーラードジャケットを合わせた大人コーデをするなら、細身のシルエットかテーパードタイプのカーゴパンツを選びましょう。さらにハットを合わせるとおしゃれ上級者コーデが簡単に作れます。

スウェット素材のカーゴパンツならスポーティーに

チノ素材のような丈夫な生地が使われていることが多いカーゴパンツですが、最近はスウェット素材のカーゴパンツも人気です。スポーティーな印象を与えるスウェット素材のカーゴパンツなら、Tシャツやパーカーで簡単にスポーティーなストリート系コーデが作れます。

硬い印象になりがちなカーゴパンツですが、スウェット素材なら程よい緩さも出るので肩に力の入らないファッションが楽しめるでしょう。

爽やかに着こなしたいならインディゴやネイビーをチョイス

カラーカーゴパンツ

カーゴパンツは無骨なイメージを与えやすいアイテムですが、インディゴやネイビーといったカラーを選べば爽やかなコーデも簡単に作れます。インディゴやネイビーを選ぶなら、トップスやスニーカーは白がおすすめ。すっきりとしたきれいめストリートコーデが作れます。

カーゴパンツの人気ストリートブランドを紹介

ストリートファッションの定番・カーゴパンツに定評があるおすすめのブランドを紹介します。

BLACKTAILOR

迷彩風カーゴパンツ

アメリカ生まれのストリートブランド・BLACKTAILOR(ブラックテイラー)は、2017年に生まれたブランドです。黒で統一されたブランドですが、同じ黒でも様々なデザインのカーゴパンツが揃っています。細身からワイドシルエットまであるので、自分の目指したいスタイルに合わせて選ぶことができるでしょう。

また黒以外にもカーキやグレー、迷彩のカーゴパンツも豊富です。裾にカラーが入ったデザインもあるので、差し色を取り入れるのが苦手な人でも簡単に差し色コーデが作れます。

BLVCK PARIS

BLVCK PARIS(ブラックパリ)は、フランス・パリ生まれのストリート系ブランドです。オールブラックのブランドで、ヨーロッパらしい洗練されたストリートファッションが楽しめます。同じカーゴパンツとは思えないほど、豊富なデザインが揃っています。ハーフカーゴパンツもあるので、夏のファッションにもおすすめです。

AVIREX

AVIREX(アヴィレックス)はカーゴパンツ以外にもMA-1やモッズコートといったミリタリー感の強いアイテムを、トレンドに合わせたデザインで作っているブランドです。本格的なカーゴパンツが欲しいけど、シルエットが細身がいいという人はAVIREXがおすすめ。価格もリーズナブルで、日本でも人気があります。

NUMBER (N)INE DENIM

NUMBER (N)INE DENIM(ナンバーナインデニム)は、東京発のストリートファッションブランドのセカンドラインです。NUMBER (N)INE DENIMのカーゴパンツはシンプルでカジュアルすぎないデザインになっています。きれいめに着こなせるカーゴパンツが欲しいという人はぜひチェックしてみてください。

カーゴパンツでストリート系コーデに幅を作ろう

ポケットがアクセントになっているカーゴパンツは、小物使いが苦手という人でも履くだけでアクセントを作れます。ストリートファッションの定番アイテムなので、ストリート系コーデを作りたいなら1本あるととても便利です。

今回紹介したコーデ術を参考に、今より1ランクUPしたストリート系コーデを完成させましょう。